「中小企業に必要なシステムって、こういうことだと思うんです」
始まりは、2024年10月1日。
場所は、秋葉原からほど近い、煙がもくもくと立ち込めるジンギスカン屋さんでした。
私(清水)は以前から、 DX学校に所属する加盟校同士が連携して案件を行う中で、「もっとトータルで中小企業をサポートできるパッケージのようなものがあったら多くの加盟校の役に立てるのでは?」という思いを抱えていました。
その夜、以前から親交のあった日本橋校の小田さんと、千葉市中央校の篠原さんを誘い、iPhoneを取り出し、簡単なスライドを2人に見せました。
画面に映し出されていたのは、クラウド会計、AppSheetによる顧客管理、そしてそれらを分析するBIツールを組み合わせた構想。
「クラウド会計は小田さん、BIは篠原さん。このメンバーなら、大企業がやっているようなDXを、中小企業にも届けられると思いませんか?」
私の唐突な提案に、2人は「それ、すごい良いと思う。やってみましょう」と即答してくれました。
さらに小田さんから「それなら、春日部校の竹内さんも誘うともっと良くなる」と提案があり、その場でチームの原型が動き出したのです。
そして10月23日。
竹内さんを加えた4人で、新橋のルノアールの会議室に集まりました。これが私たちの第1回ミーティングです。ホワイトボードを囲み、それぞれの得意分野をどう活かせるか、熱い議論を交わしました。
会議を終え、次の店(焼き鳥屋)へ向かうために新橋の街を歩いていたときのことです。
ふと、メンバー4人の名前が頭をよぎりました。
Takeuchi(竹内)
Oda(小田)
Shinohara(篠原)
Shimizu(清水)
頭文字を並べると……「TOSS(トス)」。
バレーボールにおいて、最後にアタッカーが強烈なスパイクを決めるためには、正確で思いやりのある「トス」が必要です。
そして、たまたまかもしれないのですが、竹内さんと小田さんはバレーボール経験者…
「これだ!」と思いました。私たちはお客様というアタッカーに、最高のトスを上げる存在になるんだ。
新橋の雑踏の中で、このプロジェクトへの期待が込み上げた瞬間でした。
