「システムを作ったけれど、現場で使われない」そんな悲劇を避けるために、私たちTOSSが徹底して行っていることがあります。それは、「現場への入り込み」です。
千葉県のある会社様とのプロジェクトでは、「業務台帳」のアプリ化と、会計ソフト(ジョブカン)との連携、そして製品データベースの構築を進めています。机上の空論で作ったシステムは、現場では役に立ちません。そこで私たちは、実際にプロトタイプ(試作品)を持って現場へ伺い、実務の流れとアプリの挙動にズレがないか、徹底的なチューニングを行いました。
目次
診断:データ連携で一元管理へ
診断で見えてきたのは、「素晴らしい業務台帳があるのに、それが会計や製品管理と繋がっていない」という孤立状態でした。
売上や仕入のデータが、会計ソフトへ自動で流れない。製品情報が一元管理されていない。これでは、転記ミスも起きますし、二度手間も発生します。
処方箋:使いながら育てる
私たちは完成品をドンと渡すのではなく、「プロトタイプを見てもらい、その場で直す」プロセスを大切にしています。
12月のレビュー会では、現場の皆さんに触っていただき、以下のようなフィードバックをいただきました。
- 「ここはこうしたい」
- 「あっちの方が使いやすい」
今後の展望
現場の肌感覚を無視しないことが、本当に「使える」DXへの近道です。まずは現場での定着を最優先に進めますが、そこで終わりではありません。
会計連携の自動化や、製品データベースのさらなる活用など、現場から上がる「もっとこうしたい」という声に耳を傾け、引き続き改善策を提案しながら、使いやすいシステムへと育てていきます。
