「システムを作ったけれど、現場で使われない」
そんな悲劇を避けるために、私たちTOSSが徹底して行っていることがあります。
それは、「現場への入り込み」です。
千葉県のある会社様とのプロジェクトでは、「業務台帳」のアプリ化と、
会計ソフト(ジョブカン)との連携、そして製品データベースの構築を進めています。
机上の空論で作ったシステムは、現場では役に立ちません。
そこで私たちは、実際にプロトタイプ(試作品)を持って現場へ伺い、
実務の流れとアプリの挙動にズレがないか、徹底的なチューニングを行いました。
■ 診断:データ連携で一元管理へ
診断で見えてきたのは、「素晴らしい業務台帳があるのに、
それが会計や製品管理と繋がっていない」という孤立状態でした。
売上や仕入のデータが、会計ソフトへ自動で流れない。
製品情報が一元管理されていない。
これでは、転記ミスも起きますし、二度手間も発生します。
■ 処方箋:使いながら育てる
私たちは完成品をドンと渡すのではなく、
「プロトタイプを見てもらい、その場で直す」プロセスを大切にしています。
12月のレビュー会では、現場の皆さんに触っていただき、
「ここはこうしたい」
「あっちの方が使いやすい」という
フィードバックをいただきました。
■ 今後の展望
現場の肌感覚を無視しないことが、本当に「使える」DXへの近道です。まずは現場での定着を最優先に進めますが、そこで終わりではありません。
会計連携の自動化や、製品データベースのさらなる活用など、
現場から上がる「もっとこうしたい」という声に耳を傾け、
引き続き改善策を提案しながら、使いやすいシステムへと育てていきます。
